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コーチングとは

コーチングの定義とコーチの役割

コーチの語源は「目的地に連れて行ってくれる馬車」からきています。その語源の通り、コーチングは、クライアントの目標達成を支援する技術です。加えてコーチは、クライアントに単に目標を達成させるだけでなく、達成後のクライアントが人間的に成長できているよう意識しながら、コーチングを行います。

コーチの語源は「目的地に連れて行ってくれる馬車」

コーチの語源は「目的地へ連れて行ってくれる馬車(coach)」からきています。コーチという単語は、現在スポーツの世界でよく使われており、一般的に選手に技術的な指導をする人を指すようです。ですが正確には、選手に技術のみを教える人は、コーチではなくインストラクターといいます。単に技術だけを教えるインストラクターに対し、コーチは精神面をはじめさまざまな角度から、選手の目標達成を手助けする存在です。語源の通り、目的地まで連れて行ってくれる人といえるでしょう。そんなコーチが行うコーチングも、語源の通り、目的地まで連れて行ってくれる技術なのです。

コーチングの定義は「クライアントの目標達成を対話によって支援する技術」

コーチングとは、クライアントが自らが立てた目標を達成するのを、対話によって支援する人材開発、能力開発の技術です。手段となる対話とは、具体的に、コーチがクライアントに対して行う「質問」が主となります。コーチがクライアントに適切な質問を繰り返し、クライアントの真に叶えたい目標は何なのか、その達成には何が必要で、どのように行動すればよいのかを、クライアント自身に気づかせます。結果、クライアントが自発的に目標達成のために必要なマインドやスキルを身につけ、いち早く目標へと近づくことができるのです。

クライアントの人間的な成長も促すのがコーチの役割

コーチは、単に目標を達成させるだけでなく、クライアントを人間的な成長へと導いていく役割を担っています。ですから、コーチングの最中、コーチはクライアントに対して具体的なアドバイスをしたり問題の解決方法を指導するようなことはありません。質問を重ね、クライアントが自ら目標へ向かっていくのを、支援することに徹します。なぜなら、コーチングの目的はクライアントの長期的な成長を促すことだからです。目標達成の過程で、クライアント自身に問題を解決するリソースを身につけさせ、最終的にはコーチなしでも新たな目標達成や問題解決ができるようになってもらうことを目指します。

日本向けコーチングの必要性

日本人は個人の成功よりもみんなでよくなることを望む人種です。それは目標の立て方に違いがでます。日本人にコーチングを行うには、日本人に合った目標の立て方をしないと成果が得られません。

コーチングは欧米生まれで、欧米人を対象にしている

コーチングの発祥は、1970年代のアメリカといわれています。その後、主に欧米で研究が重ねられ、現在も最先端は欧米にあります。そのため、コーチングのスキルは、欧米から学ぶべきですが、その内容は欧米人を対象にしたものになっていることに注意が必要です。

実は、欧米から入ってきたコーチングをそのまま日本で使おうとしても、結果が出にくいという現実があります。これが、「コーチングが使えない、難しい」と言われてしまう原因でもあります。なぜ結果が出にくいかというと、日本と欧米では民族性の違いがあるため、欧米人向けに作られたコーチングを日本人にそのまま使っても、効果が得られないからです。では、両者にはいったいどんな民族性の違いがあるのでしょうか。

欧米文化は、目標を達成するために競争をいとわない

遠い昔、欧米人は狩猟民族でした。一人の優れたリーダーがいて、その人に従って、狩りをして生活をしていました。そのため、欧米人は、誰か一人が抜きに出ることに対して違和感を覚えない民族です。それはつまり、人の成功を喜べるということでもあり、自分が他者を出し抜いて上にあがることにも抵抗をおぼえないということです。そのため、欧米人へのコーチングは、「他者を出し抜いてでも目標を達成させよう!」といった比較的アグレッシブなものがなじみます

日本人は「個人の成功」より「みんなでよくなる」方がいい!

一方、日本人は農耕民族です。稲作というのは、自然に大きく影響を受けます。自然の前では全員が平等であり、みんなで分担して、協力して作業を行っていました。そのため、日本人は自分ひとりではなく、みんなでよくなりたいと考える民族です。それはつまり、自分ひとりだけ成功すると罪悪感をおぼえ、誰かひとりが成功すると嫉妬心を抱くということでもあります。そのため、日本人へのコーチングは「自分だけがよくなる」ではなくて、「みんなでよくなる」ための目標を立てないと、成立しないのです。


このように、欧米人と日本人の民族性には大きな違いがあります。そのため、日本人にコーチングをするには、欧米のコーチングをそのまま使っていては結果が出ません。欧米のコーチングを、日本人向けにアレンジしないといつまでたっても成果が得られないのです。

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